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「拾った音」が、そのまま曲に。サンプラーアプリ「KIZUNA」を8月26日リリース

Code and DESIGN, Inc.は2026年8月26日、iPhone・iPad向けサンプラー/音楽制作アプリ「KIZUNA」をリリースしました。KIZUNAは、パッドを押している間だけ音を録音し、指を離すとそのままパッドへ配置できる、演奏感覚を重視したサンプラーです。マイクやライン入力だけでなくアプリ内部の音のリサンプリングにも対応。96 PPQNシーケンサー、24ボイス、豊富なエフェクト、タイムストレッチ、オートメーションなどを搭載し、録音からビート制作、演奏、加工、DAWへの書き出しまでをiPhone/iPad上で完結できます。


Code and DESIGN, Inc.は2026年8月26日、iPhone・iPad向けサンプラー/音楽制作アプリ「KIZUNA」の提供を開始しました。

KIZUNAのコンセプトは、「拾った音が、そのまま曲になる。」です。

日常の中で偶然耳にした音、机を叩いた音、声、楽器、外部機器から入力した音。サンプリングでは、こうした一瞬の音を「録音画面を開く」「録音を開始する」「録音した素材をパッドへ割り当てる」という複数の操作の間に逃してしまうことがあります。

KIZUNAでは、この流れをできるだけ短くしました。

パッドを押している間だけ録音し、指を離すと録った音がそのパッドに残ります。「どこに録音するか」を先に決め、音が来た瞬間にパッドを押す。それだけで、その音をすぐ演奏や曲作りに使えます。

録った音を、その場で「楽器」にする

KIZUNAは、マイク、ライン入力、アプリ自身の出力を使ったリサンプリングに対応しています。

設定した音量を超えた瞬間に自動で録音を開始するしきい値オートスタートに加え、開始直前の音も残すプリロールを備えています。突発的な音の立ち上がりを逃しにくい設計です。

録音した素材は、等分、アタック検出、再生しながら指定した位置などを基準にスライスできます。分割した音はそのまま複数のパッドへ展開でき、1つの素材から新しいビートやフレーズを組み立てられます。

機械的になりすぎないグルーヴを作る

シーケンサーは96 PPQNで動作します。

8分・16分・32分音符それぞれに異なるスウィング値を設定できるほか、発音ごとにピッチやレベルをわずかに変化させるDRIFT機能などを搭載。同じサンプルを繰り返すだけではない、細かな揺らぎを持ったパターンを作成できます。

4つのバンクはそれぞれ異なるパターン長を設定できます。例えば、2小節のドラム、4小節のコード、1小節の装飾音を同時に走らせるといった構成も可能です。

パターンごとのオートメーションにも対応し、フィルターなどのノブ操作を楽曲の一部として記録できます。

素材に合わせた4種類のタイムストレッチ

サンプルの時間を変更する方法として、REPITCH、BEATS、TONAL、TEXTUREの4方式を搭載しています。

リズム素材ではアタック感を残す、音程を持つ素材ではピッチを保つ、質感を重視した素材では音そのものを積極的に変化させるなど、素材の性質や制作意図に合わせて方式を選択できます。

録るだけでなく、そのまま演奏する

1つのサンプルを音階上へ展開して演奏できる「KEYS」を搭載しています。13種類のスケールと任意のルート音を設定でき、録音した声や環境音をメロディ楽器のように演奏することもできます。

さらに、直前に再生された1/4小節から4小節までの音をその場で捕捉し、テンポに同期したままループさせる機能も搭載。再生中に長さや位置を変更し、ライブパフォーマンスのように楽曲を変化させられます。

41種類のエフェクトとパフォーマンス機能

KIZUNAでは、用途ごとにエフェクトの役割を分けています。

パッドごとに19種類から選択できる2スロットのインサートエフェクト、6種類から選べる2系統のセンド、押している間だけ効果を加える16種類のパフォームFXを搭載しています。

パフォームFXは複数を同時に使用でき、パッド上で指を動かすことでエフェクト量をリアルタイムに変化させることも可能です。

マスターにはVINYL、TAPE、EQ、LIMITERなどの処理を組み合わせられる4スロットのチェーンを用意しています。

アイデアができたら、いつものDAWへ

KIZUNAは、アプリの中ですべてを完成させることだけを目的としていません。

サンプリングやグルーヴ制作をKIZUNAで行い、その続きを普段使用しているDAWで制作できるよう、複数の書き出し方法を用意しています。

Ableton Liveにはプロジェクトファイル(.als)とステムを書き出せます。Bitwig Studio、Studio One、CubaseにはDAWproject形式での受け渡しに対応します。

FL Studio、Logic Pro、GarageBand向けには、テンポを維持したステムとMIDIファイル、取り込み手順を出力します。

また、パッド単位、バンク単位、ミックス全体を48 kHz/24-bit WAVとして書き出すこともできます。

再生と書き出しには同じオーディオエンジンを使用し、制作中に聴いていた音と書き出した音の差が生じにくい構成としています。

主な仕様

対応端末:iPhone / iPad

対応OS:iOS 18.0以降

パッド:4バンク × 16パッド

同時発音数:24ボイス

シーケンサー:96 PPQN

パターン:各バンク最大99パターン

シーン:最大99シーン

ソング:最大99ポジション

サンプリング:マイク/ライン入力/リサンプリング/ファイル読み込み

最大録音時間:モノラル40秒/ステレオ20秒

タイムストレッチ:REPITCH/BEATS/TONAL/TEXTURE

オーディオ:48 kHz、内部32-bit float

WAV書き出し:48 kHz/24-bit

DAW連携:Ableton Live、Bitwig Studio、Studio One、Cubase、FL Studio、Logic Pro、GarageBandなど

音を録る瞬間と、曲を作る瞬間を近づける

スマートフォンやタブレットは常に手元にある一方、音楽制作では「録音」「素材管理」「シーケンス」「エフェクト」「書き出し」が別々の工程になりがちです。

KIZUNAでは、パッドそのものを録音ボタンにすることで、音を見つけた瞬間から曲作りを始められる操作体系を採用しました。

専門的な機能を搭載しながらも、最初に必要な操作は「パッドを押す」ことだけです。

街の音、部屋の音、声、楽器など、身の回りに存在する音を拾い、切り、並べ、演奏し、曲にする。

KIZUNAは、録音と作曲の間にある操作を減らし、「音を見つけた瞬間」をそのまま音楽制作へつなげるサンプラーを目指して開発されました。

リリース日:2026年8月26日
開発・提供:Code and DESIGN, Inc.

製品ページ:https://utaverse.tokyo/kizuna.html



2026/08/27 10:00